昔はあんなに可愛かった息子が最近じゃあ、ひどい言葉遣いや言う事を聞かずにイライラ。母親に対して「うるせー」だの「クソババア」だのと暴言を吐く時がある。
そんな時、どうしてますか?
ただ叱り付けるだけでは彼らはますます反抗し、親との距離をさらに置くようになり状況は酷くなる一方です。
反抗期とは
男の子の場合、小学校高学年頃から反抗期の兆候が少しずつ見受けられ始めます。その前に2歳頃の「イヤイヤ期」もあります。思い出してみればそんな時期もあったなぁ、と思う方多いのではないでしょうか。何を言っても「イヤイヤ」と言っていた2歳頃。
それは自我の目覚めです。
「自分の事は自分でできるよ、赤ん坊じゃないんだから!」という子供の訴えです。
でもそれは小さな自我で本格的に自我が芽生え表面化してくるのは個人差はありますが小学校高学年の頃でしょう。
体の変化は見れば分かるでしょう。声変わり、体格や体毛の変化など成長しているのは一目瞭然ですが、心や考え方の変化に気づかない母親は多いです。いつまでも子ども扱いしていてはダメなのです。彼らは必死に大人になろうともがいているのです。
「一人でできるよ。子供じゃないんだ。大人なんだ、大人になりたいんだ!」そう心の中で叫んでいるのです。
母親が気を付ける事
反抗期が始まったら頭を抱え悩む方がたくさんいますが心配無用だと思います。彼らは今、必死に自立しようと頑張っているのです。なぜ子供の成長を嘆く必要があるのでしょうか。むしろ歓迎するべきなのです。
それなのに「あーだ、こーだ」と口を出し手を出しては息子に嫌がられはケンカになって、言ってはいけない事を浴びせてしまうのです。ほっておけば良いのです。
干渉しても何ら無駄だと気づくべきです。
むしろ、その干渉が彼らの自立・成長を妨げている事を理解するべきなのです。
変わるべき時が来た
自分の息子を可愛かったあの頃のイメージのまま今も接していませんか?
今、息子は大人へと変わろうとしているのです。
母親がいつまでも変わらぬ接し方では子供はストレスを抱える一方です。
この時期を境に親も子供との接し方を見直す丁度良いタイミングではないでしょうか。
そこで変われる親は今後の子供の成長や、家族としての幸せをより理想のものへと、近づける事が出来るのだと思います。
反抗期も少しは楽に乗り切れるのではないでしょうか。