子供が一生懸命やっているのに、親がいちいち口出しするのは絶対にしてはいけない事です。よく無経験、無知識なのにダメ出ししまくってる親を見かけますが完全に子供の才能とやる気を剥奪しています。
※例外はあります。例えばスポーツなら親が現役でプレーしている、もしくは現役時代にそれなりの結果を残して現在もまだ知識と実力がある。そして子供が、その事実を認識して確実に信頼関係、師弟関係が築かれている場合は除く。
黙って見守る
スポーツなどの習い事や部活で大会や試合があった時、我が子が負けてしまったら「あそこでこーしておけば」「もっとこうやりなさい」などとダメ出ししている親を見かけます。絶対にやめましょう。親は監督でも先生でも師範でも指導者でもありません。部活や習い事に預けている以上、そこでの指導者はそこの監督や先生です。技術的な事は親が口出しする隙間は一切ありません。
むしろ「やったことのない人に言われたくない!!」と反論されるでしょう。言葉に出さなくても心の中でそう思い、子供はやる気を失います。注意、指導するのは監督などの指導者の仕事です。これは絶対的な事なので、思い当たる節のある親は直ちに改善してください。
では、親は何をすればよいのか。
・勝った時、上手に出来た時 当たり前ですが褒めてあげましょう。
「よく頑張った、すごいね、おめでとう」
これは特に問題なくできるでしょう。ただしダメ出しを付け足してはいけません。しっかりと褒めてあげましょう。
・負けた時、上手に出来なかった時 慰め励ましてあげましょう。
「大丈夫、よく頑張った、次は勝てるよ」「一生懸命できたね」「次、頑張ればいいよ」
負けて悔しくて泣く子もいるでしょう。それはとても良い事です。
悔しいと感じ強くなりたい、上手くなりたいと願う気持ちがあるからです。そんな時、親が受け止めてあげなくてどうするんですか。「メソメソするな」などと傷口に塩を塗るような事を言ってはいけません。
子供は親に認められたい
子供は、親に認められたい、褒められたいと強く思っています。褒められる事によって脳の中で快感を覚えます。それはやる気という原動力になり、物事を一生懸命取り組む人間へと成長されてくれます。途中で投げ出したり、逃げ出したりする癖を付けさせない為に親ができる事は「見守り、褒め、慰め、励ます」その事だけで十分なのです。