最低限覚えておこう
ゴルフはどれだけ少ないスコアでコースを回るかを競い合うスポーツです。基本的なスコアのカウント法を覚えておく必要があります。スコアのカウント法はボールを打った数+OBなどのペナルティーを足した合計です。ペナルティを正確にカウントする事で自分の正確なレベルを知り、一緒に回る同伴者にも不快な印象を与えないでしょう。
▼OB(アウトオブバウンズ)
各ホールに既定の区域がありその区域外にボールが出てしまう事。
ペナルティは1打罰。
ティーショットでOBの場合、打ち直ししますが最初に打った1打+1打罰で3打目として再度ティーショットになります。ローカルルールにより前進4打とあるホールは前の方に特設の4打目のティーがあります。初心者の方は打ち直しより前進4打でプレーした方がスロープレーになりにくく良いかもしれません。
2打目以降がOBの場合は1打罰でOBを打った場所の近くに(グリーンに近づかないように)ドロップして再度打ち直しとなります。
▼池ポチャ(ウォーターハザード・ラテラルウォーターハザード)
・ウォーターハザードとはコース内にある池や小川などとその周辺の区域です。
境界線は黄色杭と黄色ラインで示されてます。
・ラテラルウォーターハザードは赤杭と赤色ラインで示されてます。水がない場所でも(岩場など)プレーできない場所にも指定してあるゴルフ場も多いです。
どちらも1打罰で打ち直しできますが、それぞれに違いがあります。
・ウォーターハザード
①打った場所から打ち直し
②ハザードラインを横切って入った場所とピンを結んだ後方線上から打つ
・ラテラルウォーターハザード
①打った場所から打ち直し
②ハザードラインを横切って入った場所とピンを結んだ後方線上から打つ
③ハザードラインを横切って入った点から 2 クラブレングス以内から打つ
空振り
空振りにはペナルティはありませんので、0打罰です。ただし空振りも1打とカウントしますので、一度空振りして次ボールに当った場合は2打となります。
バンカー内
バンカー内で気を付けたい事は、ボールを打つ前に素振りや構えた時などにクラブがバンカー内の砂に触れてはなりません。もし触れてしまった場合は2打罰となりますので注意しましょう。
バンカーは高低差の高いバンカーも存在します。バンカーに入る時は低い所から入りましょう。高い所から入ると危険です。また打った後は自分の足跡やショットの跡をレーキで綺麗にならしておきましょう。使い終わったレーキは元の場所に戻しましょう。
グリーン上
グリーンに乗ったボールはマークして拾います。マークする時はボールの後ろ側に置きます。マークを忘れると1打罰になります。パットはカップから遠い人から順に打ちます。
他の人が打つ際に邪魔にならない様に離れましょう。自分の影で邪魔にならない様に気を付ける事も覚えておくと良いでしょう。他の人のラインを踏んだりまたがない様にして、グリーン上では走らずに静かに歩きます。カップインしたボールを拾う時、カップの淵を傷つけないように気を付けてボールを拾い上げましょう。
次のホールに向かう際はアプローチなどで使用したクラブを忘れずに持ち帰りましょう。他の方のクラブの忘れもないか気をかけておく習慣をつけると良いです。
その他のマナー
・打つ人へ配慮する
ボールを打つ時は静かにしましょう。(集中できません)
打つ人より前に出ない。(ミスショットであらぬ方にボールが飛ぶ場合もあり危険です)
打つ人の真後ろに立たない。(真後ろに立つとスイング中に視界に入る為、嫌がる方も多いです)
ナイスショットの場合は褒めましょう。(嬉しいです)
・プレーファーストを心がける
スロープレーは同伴者だけではなく後続組にも迷惑をかけてしまします。
素振りは控えめにしましょう。
次のクラブは予め用意する。(次に使用するクラブを数本用意しておきましょう)
カートに乗るより歩いたり・走った方が早い場合はカートの使用を控えましょう。
特に初心者の方は、上級者のように毎回打った後にカートに乗って移動する事は少ないでしょう。
ホールアウト後は迅速に次のホールに向かいましょう。(特に後続組が詰まっている場合)
・前の組に打ち込まない
これは特に気を付けておきましょう。最悪の場合、大きな事故につながります。
少しでも危ないかな?と思ったら十分に安全を確認できる距離まで離れたのを確認してから打ちましょう。
楽しくプレーする
初心者、上級者に限らずよく怒りながら・イライラしながらプレーしている人を見かけます。ゴルフクラブを放り投げる人もいます。一人でプレーしているならそれも良いでしょうがゴルフは2~4人で1組となってコースを回ります。そのようなプレーヤーがいると同伴者としてはせっかくの楽しみにしていたラウンドも台無しになってしまします。
確かにミスショットや上手くいかなかった時は怒れてきますが、そこはグッとこらえて紳士になりましょう。楽しくプレーできる方は、みんなに好かれラウンドの誘いや上級者からのアドバイスなど頂けます。より一層ゴルフライフが満喫できることでしょう。