シラミ。それはとてつもなく嫌な存在。まさか「自分に」「うちの子に」って思ってましたが、いざわが身に襲い掛かるとは・・・。発見当初は心の動揺や焦り、心配などしてしまいます。愛するわが子の為に治してあげたい。
これは私が自分の子のシラミを見つけてから駆除するまでのノンフィクション物語です。
目次
シラミ発見~駆除
ショッキングな出来事がありました。
子供の髪の毛にシラミを発見したのです。
何やら髪の毛の先にフケの様なものを見つけました。何だろう?と思い指やツメで摘まんでも取れません。「まさか・・これがシラミか!」初めての経験です。
シラミの知識は全くありませんでした。子供の幼稚園や学校などから、たまにお知らせが来たりしますが、正直他人事で「まさかうちの子が」って感じでした。毎日お風呂に入ってしっかり洗って清潔にしているのに・・・(清潔とか不潔とか関係ないようです)
うつるのか?
シラミは人から人へうつる様です。特に子供に多く感染するみたいですが、大人にも感染する可能性もあり。
私は、子供が3人います。
一番上(小学高学年)二番目(小学低学年)三番目(幼児)
最初に発見したのは3番目の子です。すぐさま上の子達の頭を確認すると、二番目の子にもシラミの卵を発見!「うわぁーマジか!」って気分になります。一番目の子には目視では感染の様子は見受けられず。ただ、感染していないとは確定できないので、しばらく様子見です。
私(親)には感染した気配なし。ただ、自分自身も安心できないので、しばらく様子見&感染予防の対策実施ですね。
今の所子供たち3人中の2人にシラミの存在が確定しております。どちらかの子が先に何処かで感染して家庭内でうつったと考えるのが自然だと思います。
シラミ駆除用品購入と感染予防
シラミを発見したらすぐにシラミ駆除用品を購入して、家族内での感染を最小限に止めるために感染予防の実施を行いました。ここから憎きシラミとの戦いが始まります。発見当初の動揺やショッキングな感情から「絶対にやっつけてやる!」という闘志へと感情は移行します。
基本的に病院に行ってもシラミを治療してくれない様なので、自分でシラミとの戦闘準備を整える事になります。ただ、これはシラミなのか?などと判断が付かない場合など、病院に行って診断してもらうのもアリですね。私は自分で判断できたので病院には行きませんでした。
ネットで調べるとほとんどが2種類の方法での駆除情報が見つかります。
・スミスリンシャンプー
・専用クシ
私がこの戦いに選んだ武器は専用クシとスミスリンシャンプーです。両方を併用で憎きシラミの撃退に臨みたいと思います。
さらには、お酢による駆除方法も有るとの情報を実家の母親からゲットしました。おばあちゃんの知恵袋ですね。
ですが、ネットで調べてみるとお酢は確かにシラミを弱らせる効果はあるが完全にやっつける程の威力は無いとの事。
スミスリンはやはり薬品なので、小さな子供に使用するには抵抗がありました。お酢の選択肢もありましたが、確実にシラミ戦を勝利したかったので、お酢よりスミスリンシャンプーを選択しました。
家族内での感染予防としては、まくらやタオル、服や帽子などの共有を止める。選択や掃除機などこまめにする。などとやる事はたくさんありますが、すべてを完璧に行うのが理想かと思いますが、できる範囲内で行いました。あまりに神経質になり過ぎると持ちません。
ニットフリーコーム(専用クシ)
[ニットフリーコーム/ シラミ・卵・アタマジラミ駆除専用櫛・くし・クシ ]
これ買いました。
が、専用クシはネットで購入しました。届くまで2~3日かかる・・・うーん失敗か?すぐに使用したければ近所のドラックストアなどで買ってこれば良かったのか?もうポチッっと購入してしまったので、専用クシが届くまでは、こまめに子供の頭を観察して、卵を見つけたらハサミでチョッキンして繁殖をなるべく抑える作戦です。
2日後、待ちに待ったニットフリーコームが届きました。
実物を見るとかなり隙間が狭いです。なるほど、「これでシラミを捕まえるのか」って感じです。
先は、尖っているように見えて丸くなってますので、丁寧に使用すれば頭皮を傷つける事は無いでしょう。
スミスリンシャンプー
スミスリンシャンプー買ってきました。
近所のドラックストに行ったのですが、全部売り切れなのです。うーん、やはり今私の地域でシラミが流行している証拠なのか??
ホームセンターに置いてないだろうか?と期待を込めて行ってみると、何とか在庫が最後の一個でしたが、購入する事が出来ました。
一個しかなかったので、アレコレとメーカーだの専用くし付&無など選んでいる場合ではありません。
専用クシはネットでニットフリーコームを購入したのでクシ付は必要ありませんが、これしか在庫が無かったので仕方なく、「KINCHOのスミスリンL 専用くし付」を購入しました。
シャンプーというより、やはり薬品っぽい感じが漂います。
付属の「専用クシ」
これは、まったくもって役に立ちませんでした。(まったく取れませんでした。)やはりニットフリーコームの方が、全然シラミが取れます。
シラミ駆除の実践
スミスリンシャンプーは3日に一度で3~4回ほど使用しました。
お風呂でスミスリンシャンプー後に専用クシで仕上げる感じです。お風呂の中で行えば後片づけも楽です。
クシは気が付いたらこまめに使用しました。結構しっかり取れるので、ちょっと面白いです。小さな子は嫌がるので、寝てる時に使用するのが良いかと思います。
駆除実践より1週間後にはほとんどシラミを駆除できました。探しても見つかりません。
念の為、10日間くらいまではスミスリンシャンプー&専用クシを使用しました。
さすがに10日ほど経過して、シラミが見当たらないので完全に駆除できたと判断して、憎きシラミとの戦いは幕を閉じます。
シラミ発見当初の湧き上がる勝利への感情は日数とシラミ数減少と共に、沈静化されていきました。最後は勝利の喜びより、「ま、そろそろ良いか。おわった、おわった」って感じです。
学校などへの情報共有
シラミ発見の翌日、子供の学校へ連絡しました。別クレームを入れる訳ではありません。もし学校や幼稚園などで他の子からシラミがうつったとしても、これは仕方がない事だと思います。学校や幼稚園でも完全なる対応は無理でしょうから。先生に文句を言うのはお門違いかと。それに命に関わる感染でもありませんしね。
やはり学校や幼稚園への報告・連絡は情報の共有です。うちのこが誰からシラミをもらったのは関係なく、我が子にシラミがいる以上、他の子に感染してはいけませんので、報告しました。あとは学校や幼稚園の対応に任せます。もし、休んでくれと言われれば休みますし、登校してもOKなら登校させます。ちなみに私の子供の学校は登校OKでした。
学校に連絡後、しばらくたって学校より連絡が来ました。
やはり、学校内で何人かの子供たちにシラミを確認したようです。子供たちは体を寄せ合って遊ぶので、うつり易いのでしょうか。
シラミ発見後の対応まとめ
シラミを発見後の私のおおまかな対応です。
・まずは家族内で感染していないか確認&感染予防実施。
・駆除方法を決める(専用シャンプー、専用くし、その両方など)
・駆除用品を購入。
・駆除実践。
・学校などへの情報提供。
専用シャンプーして、専用クシでといて、目に付いた卵は取り除き、選択や掃除などを同時進行で行う感じです。
注意事項その他
以上、私のシラミ駆除の記録になります。
特に専門知識は無く、ネットなどで調べて発見~駆除に至りましたが、この方法が全ての方に当てはまるかどうかは当方では判断致しかねます。
薬品の使用法など、しっかりとご確認してからお使いください。